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グリーンアカデミークラブ

       バ ラ 班 作業日記 2015年02月

02月02日(月)晴れ

■本日の作業

■1、接木用穂木の採取をする。バラ花壇にて10品種5枝位を採取する。

 木が古く植栽して30~50年位経っているもので、樹勢に衰えが感じられるもの、事前にピックアップして有る。

 この品種の中で枝が瑞瑞しく新芽が力強く良く膨らんでいる枝を見極める。

 (3~4芽がついている状態で)長さ10~15cm位の長さ、枝の太さ8mm位のものか?、こうした条件を見定める。

 1品種5~6本前後(枝)を切り、用意した収納ビニール袋に、水分を含ませた紙ナプキンでくるむ等して収納し、

 2/16日の接ぎ木実習迄冷蔵庫保管(佐藤班長宅)する。

■2、西、東花壇いよいよ本剪定(冬剪定)と成る。本剪定としては適期との事。

 まずは西花壇のHTやFLを大きく切り込む。基本的には2枝目以上は切除する。

 次いで1枝目の下部の方から見て新芽2~3 芽を付いたところで切除する。

 しかし意外と難しい、1枝目2枝目かの判定や芽も確実に1~2ケはついているかなどの見分けが?

 又その品種の高さ(樹勢)はどうか、更には2年.枝や3年枝で株元から切除して良いかどうかなど。

 基本的には樹高を低くする取り組みで。

■3、千駄ヶ谷門側にも10数本の植栽あり(大半はシュラブ)、施肥と除草と冬剪定をする。

■4、東花壇東西側シュラブ(FLも含む)品の冬剪定をする、矢張り大きく切り込みと枝抜きをする。

  • 御苑事務所裏シラブバラ3本の引っこ抜き撤去。変電設備あり。この設備に支障が生じる恐れの理由から、御苑側からの撤去要請で。

  • 接ぎ木をする為の穂木採取の為の印付け

  • 西園西東側の本剪定

  • 西園西南側(FL)の本剪定 (右側送信担当の私島田、その隣は大先輩の竹内さん、色々切方を教えて貰いながら)

  • 西園西南側HTの本剪定完了/最終的にどんな感じの仕上がりとなるのだろうか?

02月09日(月)晴れ

■1、朝礼時、来週バラ接ぎ木を約10品種(約50枝位)を皆でやる予定。

 その為の切り出しナイフが各自あれば用意持参の事(もしくはカッターナイフの大型の物)。

■2、バラ研修として、5月下旬ころ、日本最大のバラ園(花フェイスタ記念公園)を、一泊旅行で計画している(日本バラ会の会員解説付きで)。

 具体的なスケジュール等については、改めてコミュニケする。


■本日の作業

■本日もバラ花壇、主に東園(シュラブ系)の冬剪定(思い切りの切り込みと古幹の枝抜き切除)をする。

■同様にバックヤード品も行う。

  • 朝礼時来週の接ぎ木作業の説明

  • 東バラ花壇.東北側冬剪定①

  • 東バラ花壇.東北側(モリニュー品の)冬剪定

  • 東バラ花壇.東北側(モリニュー品の)剪定後

  • 東バラ花壇.東北側冬剪定②

  • 植栽品(御苑事務所裏)本剪定、思い切りの剪定

  • バックヤード植栽品(御苑事務所裏)本剪定、思い切りの剪定。この一株を島田に任せられ、迷いながら剪定をするも、先輩の助言も大いに聞かざるを得ない。しかしどんな生育と成るのか楽しみではある。

  • 東バラ花壇.東北側冬剪定東東側ウイ‐ピング品剪定、これも難しい

  • 東バラ花壇.東西側冬剪定済風景

  • バックヤード植栽品.管理棟前、のHT品、寿命に近いのかも? 良い枝芽が無く、思い切り切り込んで見て、新たにシュートが出て来る事に期待を掛ける。(バラの習性に)

02月16日(月)晴れ

■本日の作業

■バラの接ぎ木作業をする。

■先日り置いた接ぎ穂を、接ぎ木台木用としてバックヤードで実生発芽養生育成した野バラを掘り起し、その幹(王冠)と根を利用して、接ぎ木をする。

■1.根は10~15cm位とし、王冠は3cm位の長さ(穂木より太いもの)にして。

■2.穂木は一番よさそうな芽を一芽つけて(3cm位の長さ?下の方をVの字した形楔型に切り込む)台木側は薄皮を剥ぐ感じで、切り込みとする。

 ここに穂木の切り込み口を差し込む、この時の重要な事は穂木側も台木側も形成層がぴったり合う(合わせる)事である。

 この合わせた状態をしっかりテーピング(メデールを使いキッチリと強く)する事で有る約110本(株)程を25人程でやる。

 各自やったばらの品種名とやった人の名前を書き込んだタグをつける。

 しかしこれが上手く出来ない、昨年度で見れば活着率35%位とか!?

■3.この接ぎ木株を養生苗床へ移し、水もたっぷりと施し(植込む)、寒冷紗(保温/通気を保つ)を覆って作業完了となる。

 3週間後くらいで結果が判り、皆の楽しみでもある。

  • 管理棟前広場でバラ接ぎ木準備

  • 班長の接ぎ木要領の説明①

  • 御苑作業建屋横での(野イバラ)台木育成床から、台木バラの掘り起し

  • 班長の接ぎ木要領の説明②

  • 真剣そのもの取組風景

  • 接ぎ木した接ぎ木苗の育苗床の準備

  • 接ぎ穂、品種別切り穂瓶(1瓶1品種5~6本)

  • 接ぎ木した接ぎ木の養生苗床へ移植

  • 接ぎ木した苗を品種毎に箕に分けて入れて置く

  • 寒冷紗を張り、本日の全作業終了

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