作業日記 菊 班 作業月報 08月

作成日 : 2014年09月05日(金)

脇芽整理と誘引作業

今年蒔いた実生苗も1m前後まで伸び、脇芽も盛んに伸びている。菊の先祖は小菊で、その性格上全ての葉の付け根

から脇芽を伸ばし、沢山の花芽を付けようとする。

 大菊や中菊は出来るだけ大輪を咲かせようとしており、全ての脇芽を取り除き、先端に大輪を咲かせる為に脇芽は

早い段階に摘み取る。

 又、茎が細く、自立出来ない為に、支柱と誘引が必要となり、1週間に良く伸びるものは20cmも伸び毎週の誘引作業も

欠かせない。



雨中での作業(9月1日)


黒ラフィア

 写真は黒ラフィアでヤシ科の植物の葉を乾燥させたものである。黒ラフィアはそれを黒く染めたもので最後の展示用に

使用する。肥後菊等の展示用に支柱に黒く塗った篠竹を使用する場合にこの誘引材料を使用している。

ラフィアは日本での消費量の90%をマダカスカルから輸入しており、大きな束に梱包されておりそのままでは

使用しづらいことから、30本前後の小さな束に整理し直している。




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