菊班作業月報 2010年5月
●挿し芽
・挿し芽は一般では5月連休の終わり頃であるが、新宿御苑では大きく育成させることもあり、4月中旬ころに温室で行う。
・根にまぶした白い粉は根の発育を促進させる為の薬剤である。
2週間後
●挿し芽作業
・5月初旬挿し芽苗を5号の素焼鉢に移植する。
・菊にとっては最も重要な作業の一つである。用土は、基本的には赤玉土、腐葉土が主体である。
・鉢は4~5000鉢に及ぶ膨大な作業量でもある。
挿し芽作業
●発芽
・4月に種まきした懸崖菊である。
ポットに鉢あげ
●ポット上げ作業
・種まき後3週間程度で鉢上げする。ポットで十分根が張ったら、畑に定植し、花の状態を観察する。
・良い花のみが来年の挿し穂に採用される。
懸崖菊のポット上げ作業風景