■ 菊班の年間作業の区切りは秋の菊花展の終結をもって1年の作業を終える。
11月下旬からは翌年の菊花展に向けての準備が始まっている。
菊の育成分野では、特に800輪以上の花を咲かせる大菊は最も早く、
菊花展の開催以前から既に育成が始まっており、13か月強をかけて育成する。
又、懸崖菊でも大きなものは12月には育成を開始している。
ボランティア活動の中心は、実生畑の整理が年末までに終わり、使用した鉢や支柱の後片付けや整理となる。
鉢は泥や苔を取る為の水洗いをするが、総量が2000鉢ともなり、7〜8人で処理するにはひと月近くかかってしまうこともある。
今年は、職員の方々との共同作業となり、12月中に作業を終えた。
1月からは支柱の水洗いと寸法ごとの整理整頓を行っている。
支柱に付着した泥、誘因テープ等を水洗いし除去する |
■ 水洗いした支柱は、寸法ごとにセットする。
中には変形してスムーズにはセット出来ないものもあり、選別も重要な作業となる。
3段もので、水を拭き取った後、3段をセットし、150本ごとに整理箱に納めていく |