作業日記 菊 班 作業月報 2010年11月

 11月は菊班にとっては1年間の締めくくりである。 

 実生畑は、ウイルス等による劣化を避ける為に、定期的に種を蒔き良い品種を選別する為に

欠かせない作業であるが、この管理はもっぱらボランティアに任されている。

 今年は江戸菊と懸崖菊の2品種を中心に実施され、今年春に蒔いた種を育てて来た懸崖菊である。

 畑で自然に育てると丸くおわん形になる。



懸崖菊

 実生畑の全景で、手前に懸崖菊が満開となり、奥に江戸菊が咲き誇っている。



実生畑の全景

 実生畑の江戸菊である。 

 種から育てたもので、1株を2本立とし、頂点に2〜3花を咲かせ、花、全体の生育状況を

選別し更に2年間試験栽培され、展示用として選択される。

 種まき、新芽摘、脇芽摘みを4月以降ボランティアの手で行って来た。      

 一本の挿し芽苗を20〜30pの高さで芯芽を摘み、2〜3芽を育てる。



芯芽を摘み

 菊花展の展示が始まり、いよいよ片づけが始まった。  

 菊はウイルスが天敵で連作をしないが、鉢に付着した土や肥料は洗浄しておかねばならない。

 生育に従い使用した鉢は、ビニポット、3号鉢、5号鉢、7号鉢、8号鉢等々は10,000鉢にも及ぶ。 



鉢の洗浄


10月 作業日記 12月・2011年01月

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