作業日記 菊 班 作業月報 2010年9-10月

 8月〜10月にかけては単純な作業が続く。

 その殆どは実生畑の手入れで、脇芽の除去、誘引、除草である。   

 秋に良い花を咲かせる為には、常に脇芽を除去し、頂点に着ける花芽に栄養を

集中させる必要がある。菊は全ての葉の付け根に脇芽を持ちたくましく成長するからである

 その為にボランティア活動が夏休みに入っても、この作業は欠かせない。 


脇芽の除去、誘引、除草

 又、除草も重要な作業であり、アブラムシを介在して取り付くウイルスを防御する必要がある。

 実生畑の周りには、雑草を防御するシートを張っているが、その隙間には取っても取っても

雑草がはびこる。


除草作業

 今年は2年ものの剪定をボランティアに任された。      

 昨年種を蒔いて実生畑で育て、選別されたものを、挿し芽で育成したものである。

一本の挿し芽苗を20〜30pの高さで芯芽を摘み、2〜3芽を育てる。

頂点につく花芽は2〜3花を残し、その他の花芽は全て除去する。 


芯芽を摘み

2年ものの丁字菊


菊花壇展が開催中(11月01日〜15日)

来苑の上、一年間の成果をご覧ください。


菊花壇展

08月 作業日記 11月

G A Cに戻る