■一般では染井吉野が散るころになると、草花の種蒔きの季節となる。
御苑では温室内で温度管理が可能なことから、3月下旬に種蒔きし、4月中旬には発芽下旬には
ビニールポットへの鉢上げが行われる。
種蒔後2週間発芽した状況 |
発芽苗のポットへの鉢上げ |
■昨年咲き終わった株は、花茎を切り取り、冬至芽が育てられて来た。
冬至芽は品種によっては、20〜40pに伸び、一般では5月の連休後に穂先を挿し芽する が、御苑では種蒔き同様、
半月早く挿し芽する。
■残された元株はウイルスに感染している可能性もあり、全て廃棄処分する。
菊の種の保存の為には必要不可欠の作業である。
不要となった冬至芽の処分
土砂と茎や根を分離