作業日記 菊 班 作業月報 11月

作成日 : 2014年01月07日(火)

 今年も11月1日〜17日まで恒例の菊花展が開催され、GACとしての活動は小休止と言う状況である。

 実生畑における最後のチェックで花も大きくなり、重く頭を垂れてくるので、花首を誘引して固定させる作業である。




 菊花展が終わり、展示から戻って来た鉢であるが、茎は根元から切り離し、まだ花は咲いているが切り離し

廃棄処分とする。早めに茎を切り離し、冬至芽の育成を促進させる。



 展示から帰って来た鉢の茎を切り離した状態であるが、既にちらほらと冬至芽が出かかっている。

土の中では更に多くの冬至芽が育とうとしており、その育成を促進させる為に、1p程度増し土を施し、冬を越させる。

来年5月初旬まで、この冬至芽を育て、連休明けに穂先を挿し芽する。


  

 実生畑で栽培した大菊を根ごと掘り上げ、廃棄処分している光景である。

ここでは、今年蒔いた種から育てたものであるが、開花を待って、花の良し悪しを判定し、良いものは冬至芽を採り、

来年用に育苗される。  選定に漏れたものは全て廃棄処分とされる。

菊はウイルスを保有し、5年〜10年で劣化してしまう。その為に毎年実生で育成し、良い品質の保持を図る必要がある。



 


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