作業日記 菊 班 作業月報 04月

作成日 : 2014年05月01日(木)

 雑草が勢いよく伸びて来る季節となり、菊にとっての大敵となるアブラムシやその他のウイルスを媒介する

害虫を寄せ付けない為に、育苗棟の周りには防草シートを張り予防する。

それでも隙間から生えてくる雑草は絶えず、雑草取りは年間を通しての重要な作業となる。

写真右は、篠竹に黒ペンキを塗布している光景である。

篠竹は展示用の支柱に使用するもので、展示の際に目立たない様に黒ペンキを塗布している


育苗棟周りの防草シート張り

篠竹のペンキ塗り


 昨年展示を終えた親株は、茎を根元で切り離し冬を越す。   

鉢の中には冬至芽と称する新芽が伸び、3月下旬には20cm前後まで伸び、その穂先を挿し芽して今年度の株として

育てて行く。挿し芽が確実に発根したことを確認して、昨年度の親株は廃棄処分する。

写真右は、今年3月中旬に播いた種が発芽し、ビニールポットに鉢あげしている風景である。

菊はウイルスに感染し易く、4〜5年で花は劣化し始める為、定期的に品種の更新を図る目的で、種を播き新しい品種を

選定している。 


昨年の親株の廃棄

実生苗のポットあげ

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