■ 今年蒔いた種が成長し、早くも40〜50pに達している。
夏場の成長は早く、節々に脇芽を持ち、1週間で5〜10pも伸びることがある。
実生畑での栽培目的は、如何なる花が咲くのか見定めることであり、中心の茎は2本仕立とし先端に
2〜3花をさかせることにある。その為に、夏場に伸びる脇芽は全て取り除き先端に大きな花をさかせる。
その為に、菊班では夏休みを返上しての作業を行っている。
芽欠き作業
|
■ 実生畑での作業風景で、脇芽を取り除き、支柱に誘引をしているところ。
誘引作業
|
■ 実生畑に植えた懸崖菊等の小菊である。夏場に一度丸く苅込み、お椀状に育成する。
懸崖菊等の小菊
|
■ 誘引材料の一つで、ラフィアと呼ばれる植物繊維である。
マダカスカルで主に生産されるヤシ科の植物で葉の先端から細く伸びたもので、
長いものは2m近くにもなる。繊維が長く、並行で強度もあり、上品な誘引材料である。
誘引材料(ラフィア)
|