作業日記 菊 班 作業月報 09月

作成日 : 2013年10月02日(水)

 実生畑における、大菊及び中菊の脇芽を整理し、且つ誘引を行っている風景である。 

6月に実生苗を畑に定植して以降、毎週実施して来た作業であるが、今後も開花まで続く重要な作業となる。


誘引作業



 展示用に使用する誘引用のシュロ縄である。シュロ縄そのものは通常に市販されているものであるが、「より」を戻し、

1m前後の長さに揃え、20本前後に束ね使い易いように小さな束にする。伊勢菊、嵯峨菊等の誘引に使用する。


シュロ縄の束ね作業



 大菊の鉢(8号)であるが、水やりの度に鉢土が沈み、且つ表面に根がはびこってくる。

根の保護と新しい養分を補給する為に、適宜増し土を行う。追加する用土は、当初植え込んだ時のものと同じで、

腐葉土が中心で赤玉土と薫炭を混ぜたものを1p弱、根が隠れる程度被せる。


 増し土作業



 懸崖菊等の小菊であり、6月以降2度苅込を行い、丸く仕立てて来た。

一応防草シートを張ってはあるが、雑草の生命力は強く、取っても、取っても生えてくる。

この時期の雑草には、アブラムシの発生は少なく、比較的安全ではあるが、ウイルスを媒介するアブラムシは菊にとっては

天敵であり、雑草管理も欠かせない作業である。


 苅込仕立て


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