GAC

グリーンアカデミークラブ

菊班作業月報 2014年8月

●脇芽の整理と誘引作業

・デング熱問題で長期に亘り閉園となっていたが、10月中旬久振りの再開となった。
・閉園中の実生畑は、全く手つかずの状態で脇芽も伸び放題で、誘引もできなかった為垂れ下がる等荒れた状態であった。
・取り敢えず、実生畑の整理を優先することとし脇芽の整理と誘引作業を実施した。
・脇芽を伸ばし過ぎたこともあり、今年の花は、少し小ぶりに思える。

●脇芽整理と誘引作業

・今年蒔いた実生苗も1m前後まで伸び、脇芽も盛んに伸びている。
・菊の先祖は小菊で、その性格上全ての葉の付け根から脇芽を伸ばし、沢山の花芽を付けようとする。
・大菊や中菊は出来るだけ大輪を咲かせようとしている。
・全ての脇芽を取り除き、先端に大輪を咲かせる為に脇芽は早い段階に摘み取る。
・又、茎が細く、自立出来ない為に、支柱と誘引が必要となる。
・1週間に良く伸びるものは20cmも伸び毎週の誘引作業も欠かせない。
  • 雨中での作業(9月1日)

●黒ラフィア

・写真は黒ラフィアでヤシ科の植物の葉を乾燥させたものである。
・黒ラフィアはそれを黒く染めたもので最後の展示用に使用する。
・肥後菊等の展示用に支柱に黒く塗った篠竹を使用する場合にこの誘引材料を使用している。
・ラフィアは日本での消費量の90%をマダカスカルから輸入している。
・大きな束に梱包されておりそのままでは使用しづらいことから、30本前後の小さな束に整理し直している。
←"  09月・10月→"
ページのトップへ戻る