作業日記 菊 班 作業月報 01月

作成日 : 2015年01月29日(水)









菊鉢は昨年の開花後、根元から茎は切り取られ、鉢の中で新芽(冬至芽)が伸びてくるのを待っている状況で

特段に手入れをすることもない。

 冬場は、昨年使用した支柱や、鉢の整理が主体の作業となり、1月は支柱の整理から始めることとした。

支柱は、アルミ製で表面にヴィニール被服されており、背丈を調整する為に、2段もの、3段ものとスライド出来るように

なっている。使用した支柱の下部には用土が付着していることから、用土を取り除くことが最大の目的である。

 菊は、ウイルスに犯されやすく、ウイルスに犯されると、背丈、花、葉等に異常が発生し、展示観賞に堪えられないものと

なる為に用土に付着するウイルスは徹底的に除去する。年間で使用される支柱は、3000〜4000本におよび、1日で

処理できる本数は800本前後であることから、4〜5日は必要となる。

 厳寒時の作業であるが、幸いにもこの時期、温室が空いており、その中での作業が可能で、日差しのある時は暖かい。

2段、3段および寸法別に、6種類に分類され、種類別に整理され、箱づめして保管する。


←2014年12月 作業日記   02月

G A Cに戻る